結婚を考えているカップルが初めて行う大きな共同作業といえば、やはり結婚式でしょう。2人の生活がスタートすることを多くの人に知ってもらう機会ともなります。さらに、これまで大切に育てくれた両親への感謝の気持ちを表す機会ともなります。では、この結婚式の準備を行う際にどんなことに注意すればよいでしょうか。

それは、自分たちの経済力の範囲内で行うべきです。一生に一度の結婚式だからと言って、あまり親しくない人を何百人も呼んで高級料理を振る舞うまうならどうでしょうか。そうなると当然費用もかかってしまいます。もちろん、新郎新婦にそれだけの規模を行うことができるならなにも問題ないかもしれません。

しかし、費用がないにもかかわらず大規模な結婚式を行うために、親や金融機関から多額の借金をして式を行うならどうでしょうか。確かに豪勢で立派な式を行うことができるかもしれません。しかし、そうすると、結婚生活は式のための借金返済に追われるかもしれません。せっかくの新婚生活が台無しになってしまうでしょう。

さらに大規模な式ですと、その準備のために新郎新婦は疲れ切ってしまうかもしれません。一生に一度のせっかくの式を楽しむという余裕もなくなってしまうことでしょう。それで結婚式を考えている新郎新婦は、自分の経済能力の範囲内でそして体力や能力の範囲内で行いましょう。そうすれば、思い出に残る素晴らしい式とすることができるでしょう。